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もう、20年以上も経つのか、昔、雑誌に載っていた記事に、「ネックの太さと、音の太さは、比例する」と、山本恭司さんが書いていたが、その通りで、よく、ボディー材にこだわる人がいるが、プロが着目しているのは、ネックなんだな。 もちろん、ボディーも関係あるが、ネックの良し悪しで、ギターの「中心の音」は決まる。 だから、ギターの心臓は、アッセンブリーではなく、ネックとネックポケットだ。一流のビルダーは、このポケットを完璧に作る。そして、ジョイント。 細いネックと太いネックの違いは、比較実験をしてみれば分かるが、普通、条件をそろえての比較は難しい。僕は、たまたま、全く同じ仕様のボディーに、片方は細いネック、片方は太いネックという、2本のギターの比較を行なう事が出来た。 そして、ジェフ・ベック、エディー・ヴァン・ヘイレンその他、多くの一流ギタリストが、なぜ太いネックを使うのか、理解出来た。 たとえば、レスポールの場合でも、'57はネックが太く、他のレスポールと比べてみても、圧倒的に音が太い。生音でも分かる位に違う。僕が'57にしたのは、そのためだ。 ネックを、弾きやすくするために、細く削る人がいるが、絶対にやめた方がいい。 逆に、少しでも強度があって、太いネックを探すべきだろう。 |